きなっせ八代
やつしろには開湯600年を迎える「日奈久温泉」があります。
俳人、山頭火も愛でた湯質の良い癒しの温泉を紹介していきます。
日奈久温泉(ひなぐおんせん)
やつしろの入りどころといったら、何といっても
『日奈久温泉』
です。
2009年の今年は、開湯600年を迎える、熊本県でも最も歴史のある温泉です。
泉質も良く、入湯後のお肌はさらさらです。
ひなびた感じがありますが、温泉旅館界隈には、日奈久特産の竹輪や竹細工のお店もあり、温泉以外にも楽しめます。
その時々のイベントもありますので、ぜひ一度お出でください!
開湯:応永16年(1409年)。
歴史等:昭和5年には漂白の俳人種田山頭火も日奈久温泉の 織屋旅館に宿泊し、賞賛の俳句を残しています。
金波楼(きんぱろう)
八代城跡の少し北西に歩くと、
国指定
の名勝史跡である
松濱軒
があります。
春夏秋冬、四季折々に花が咲き園庭の美しさを楽しめます。特に、5月下旬の
肥後花しょうぶ
は有名です。
建立:1688年(元禄元年)。
松井家4代直之(なおゆき)が、母崇芳院(すうほう
いん)のために創建した茶庭です。
今は見られませんが、その昔、八代海を見渡す浜
辺に面し、加藤清正の植えた松林が広がる景勝地
だったことから「松濱軒」、通称「浜のお茶屋」と呼ば
れるようになったそうです。
江戸時代初期の大名庭園が良い状態で保存されており、平成14年「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松濱軒)庭園」として国の名勝に指定されています。
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日奈久温泉(ひなぐおんせん)